第3回速野っ子集会(人権)
今日は、第3回速野っ子集会が開かれました。内容は、今週取り組んできた校内人権週間の最終日ということで、各学年で取り組んだ人権学習の発表でした。当初は、体育館に全校が集まって行う予定でしたが、インフルエンザが流行しているため、感染防止の観点から集合形式から各教室でのオンライン開催に切り替えて行いました。内容は、中央委員会からのお知らせと、各学年が取り組んだ人権学習の発表です。
1年生と2年生は、各クラスごとに取り組んだ「ともだちの木」の発表でした。「ともだちの木」とは、クラスの友だちに対して、その人の好きなことやがんばっていることを褒めたり、励ましたり、手伝ってもらったり、助けてもらったりしたことへの感謝の気持ちなどを木の実の形をしたカードに書いて貼り付けていく取組です。どのクラスの「ともだちの木」もたくさんのカードが貼られていました。子どもはよく見ているなあ、優しい見方や捉え方ができるんだなあと感心させられました。




3年生は、学年で取り組んでいる「サンキューあいさつ運動」を発表しました。毎朝の「おはようございます」、昼間出会った時の「こんにちは」、帰る前の「さようなら」をはじめ、自分から明るく元気に挨拶する姿がよく見られる3年生なのですが、その効果をわかりやすく、楽しく寸劇を交えて画面に向かって発表できました。


4年生は、人権標語を発表しました。これは大事にしたいなと思ったことや、こんなふうになったらいいなと願ったことを五七五の形式に合わせて、一人一人が考えて作りました。子どもらしい表現の中に、大切なことや素直な気持ち、願いが込められていました。


5年生は、「ちがい」や「人権」について考えたことを作文に書き表しました。あってもいい「ちがい」と、あってはいけない「ちがい」について考えたり、誰もが生まれながらにもっている「人権」が毎日の暮らしの中で大事にしているか、されているかについて学習したりしたことを発表しました。自分の考えを理由を挙げて説明する姿が高学年らしく頼もしく感じられました。


6年生は、「多様な性」についての学習をして、感じたこと・考えたことを作文にまとめました。LGBTQ+という捉え方から、「男の子は…」「女の子は…」という見方は、偏見や差別につながること、人を見かけや様子から判断するのではなく、その人の思いや願いに沿って考えることが大切だと学んだことを発表しました。誰もが人として尊重される存在であることを改めて感じる発表でした。


速野っ子集会を担当する中央委員会の子どもたちも、オンライン開催への変更にともなって段取りが変わったりしましたが、3回目とあって柔軟に対応している様子に成長を感じました。司会や始めの言葉、終わりの言葉、中央委員会の発表など、それぞれの担当がしっかり進めたり、発表したりして、頼もしい仕事ぶりでした。オンラインではありましたが、速野小のマスコット「はやうさくん」も登場し、速野っ子集会を盛り上げました。






今週は、速野小学校の人権週間でした。今日の集会で発表したクラス以外もビデオに発表を録画し、毎日の給食の時間に全校で視聴して、一人ひとりの人権意識を高める機会にしました。これからも、互いの人権を尊重し、互いの存在を大切にできる速野小学校にしていきたいと思います。






