県教育長訪問
今日は、滋賀県教育委員会から村井教育長、北川教育次長をはじめ4名の方、守山市教育委員会から辻本教育長をはじめ3名の方、計7名の方が速野小学校に訪問に来られました。
この4月に新しく着任された村井教育長の、早期に教育現場を視察し、子どもたちや教職員、学校の様子を実際に見聞きして、滋賀県の教育行政推進の一助にしたいとのお考えから本校へ訪問の依頼があり、またとない機会だと捉え、お受けしました。
本校が創立151年目を迎える歴史のある学校で、昨年度、地域の皆様のご支援・ご協力を得て創立150周年記念事業が盛大にできたこと、学力向上の取組として、本年度から40分授業、午前5時間、「速野タイム」の設定等の日課表の変更を行い、基礎基本の学力向上に学校挙げて取り組んでいることなどを紹介しました。
続いて、全学級の授業を参観していただきました。
実際の授業場面で子どもたちの学んでいる様子や教職員が指導に当たっている姿、教室内外の環境等、皆さん、つぶさに観察され、積極的に質問されたり、メモを取られたりして大変熱心に参観くださいました。
また、本校が昨年、県の「湖っ子食育大賞」を受賞したことにちなんで食育の取組についてもお伝えし、給食を召し上がっていただきました。奇しくもこの日は、滋賀県産の食材(わかさぎ、赤こんにゃく、守山産小松菜、近江米)を用いた「滋賀の日」献立でした。



村井教育長からは、先生方が明るく笑顔で授業に臨んでおられるので、子どもたちも素直で元気に授業に取り組んでいる、今後も「わくわくする授業づくり」「常にアップデート」「わからないときにわからないと言い出せる雰囲気づくり」をキーワードに取組を進めてほしい、学校が一丸となって教育目標の達成に向けて取り組んでいる様子がよくわかりました、とお話しくださいました。
北川教育次長からは、子どもたちが気さくに挨拶してくれる姿や先生方が生き生きと授業されている様子に感銘を受けた、国語科はすべての学びの基本となる教科であり、県の「国語科を中心とした『読み解く力』の育成研究推進事業」を受けていただいているので、ぜひ学校の課題解決に活用してほしい、とお話しくださいました。
辻本教育長からは、40分授業や「速野タイム」の取組は速野小の課題に基づく解決策として有効、ぜひ柔軟な運用、弾力的な活用を工夫して成果が上がることを期待している、とお話しくださいました。
半日の訪問でしたが、多くのご指導・ご示唆をいただき、本校の取組を応援してくださいました。今後、一層の努力を重ねて、子どもたちの学力向上、教職員のさらなる資質向上に努めてまいりたいと思います。ありがとうございました。


